「世界一の長寿国」である日本は、介護が必要な年数も長くなっています。厚生労働省が調査する「健康寿命(介護や看護なしで生活ができる年齢)」と「平均寿命」の差は
【男性:約9年/女性:約12年】。 すなわちこの”差”にあたる期間が、介護や看護が必要な期間と言われています。


要介護認定者が580万人(2013年)を超え、75歳以上では3人に1人が要介護状態です。
また、特別養護老人ホームに入所したくても入所できない待機者が52万人(2013年)を超えています。現在介護が必要となる原因第2位の「認知症」は年々増加傾向にあり、2040年には、要介護者の2人に1人が認知症と推計されています。


家族が要介護になった場合、介護の担い手の61.6%は同居の家族です。また介護・看護を理由に離職・転職した人も、年間10万人を超え、要介護3以上の家族の介護を担う人の「3割から5割」は、”ほとんど終日介護漬け”の生活になっている現状があります。そういった介護の重圧も理由のひとつとなり、介護される本人が家族から虐待される件数が15,000件(2013年)を超える問題も起きています。


介護はだれでも起こりえる問題であり、自分ひとりで解決するには難しい事もあります。
家族を巻き込むことで様々な問題が発生しているというのが今の現状です。