進む日本の高齢化 ~ 人口ピラミッドでみる歪み
まだ先では遅すぎる・・・、確実に進む日本の高齢化社会を認識する

~ 厚生労働省「高齢社会白書2009年」より ~
このままでは老人ばかりの国に!
2010年1月現在の日本の総人口は1億2748万人、65歳以上の高齢者人口は2882万人で全体の22.6%を占め過去最高を記録しています。
日本が超高齢化社会へ移り変わっていることは「人口ピラミッド」で比較すると一目瞭然です。1980年では団塊の世代が30代の若さで少し多くなっていますが、全体としては底辺が広いピラミッドの形をしています。しかし2010年では高齢者が増えて少子化が進み、底辺が短くなって安定性が減少してきています。さらに45年後の2055年の推計では、底辺がさらに狭くなり、年齢層が高くなった「今にも転びそう」な形になります。
人は誰でも年をとりますから、子どもが増えない限り高齢化社会は確実に進んでいきます。高齢になるほど病気や介護のリスクが増え、社会保障費は増大します。病気や介護の公的サービスが大きく削られる可能性があります。自分たちの将来を憂うのではなく、今から自分たちで対策を考えて行動していきましょう。。

介護状態になった時に、誰にお世話になるのでしょうか・・・

~ 内閣府「高齢者の健康に関する意識調査」(平成19年)より ~
高齢者の介護の必要性は 75 歳を超えると急激に高まります。介護状態になった時に、“介護 を頼みたい相手”についての調査結果があります。現実を知る女性は、この5年で夫よりもホームヘルパーが 介護を頼む相手と考えています。男性は妻や子どもに介護を頼みたいと思っている傾向があります。

いざ介護、いったい誰を世話して、誰にお世話になるのでしょうか・・・

~ 厚生労働省「平成 19 年国民生活基礎調査」より ~
介護をする側の主役は女性、ただ男性が増加?
同居者で介護する人の男女比をみると、男が28.1%、女が71.9%です。
男性の介護世代は50代が25.4%次いで60代が24.9%、女性は50代が31.6%次いで60代が24.3%と、
男女ともに50代と60代が1~2位を占めています。
気になる数値として、80代の男性が18.1%と女性の8.4%に比べて10%ほど高くなっています。
高齢になってから配偶者の介護をしている男性が多いと推測されます。このデータからも
子供と別居の高齢者世帯が増えて、老老介護や単身高齢者の介護がより
深刻な問題になることが予測されます。

いざ介護、いったい誰を世話して、誰にお世話になるのでしょうか・・・

~ 厚生労働省「平成19年国民生活基礎調査」より ~
やはり配偶者と同居の子どもが主な介護役~
介護状態になった時に頼れる人は「同居の家族」で、現在介護をしている人の6割を占めています。
配偶者が25%と最も高い割合ですが、子もしくはその配偶者を合計すると32.2%となります。
同居者 57.2%(6割)

介護を引き起こす原因を知って予防に努めましょう

~ 厚生労働省「平成19年国民生活基礎調査」より ~
介護状態になる原因は上位5原因で72.4%を占めます。
8位の糖尿病は合併症が問題で、1位の脳血管疾患や6位の心疾患とも深い関係があります。
血管の老化による疾病は重い要介護度の原因となる可能性が高いため注意が必要です。


~ 厚生労働省「平成19年国民生活基礎調査」より ~
介護状態になる原因を、介護認定度別にみてみましょう。要支援1では「関節疾患18.1%」「骨折・転倒12.9%」
「心疾患8.1%」が多くなっています。要介護度が高くなると増えるのが「脳血管障害35.5%」「認知症18.0%」
「脊髄損傷5.2%」(数値は要介護5の比率)となっています。














